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平成22年03月17日 [長年日記]
■ [小説]迷宮街クロニクル④ 青空のもと 道は分かれ
前巻にも書いてあったとおり今回で完結した。真壁が街を出ていく最後の章では、ああこの話も終わるんだなとちょっと感慨深くなった。
しかし、以前にコミック版を買って読んでいて、小説も同じ結末なのかと思っていたが、それとは全然違っててちょっとびっくりしました。
さて、3巻では趣が変わって迷宮よりは人間関係の話にがやや比重が置かれていたが、4巻はゴンドラ設置が主な話だったので、再び迷宮の中の話になったが、ウィザードリィ的なパーティによる探索ではなく設置のための防衛するという展開だったが、今回のもなかなか緊迫感があって面白かった。
また、3巻くらいから登場人物がかなり増えてきて、かなり把握しづらくなってきたが、今回もこんな人いたっけ、ってこともちらほらと。防衛の中心人物などは大体分かるようになったが。ちなみに、前までは笠置町翠と葵の双子もどっちがどっちだったっけ、となることも何度か(爆)。
完結はしたものの、第四層以降についてはほぼ語られることなく終わってしまったのはかなり気になるところ。常人にとっては第四層あたりの怪物でかなり限界っぽいし、武器は鉱石で強化できても防具はツナギである以上、それほど強化できないんではないかということで、これ以上になると非常に苦労するんではないかと思ったてみたりした。そしてやっぱし第四層のエレベータを管理するところ(と言ってもこの話ではゴンドラ作ったが)や、第十層のワードナに相当するものがあったりするんだろうか。